少しでも多くの皆さんに口呼吸をしていることが歯並び、いや顎の成長を邪魔するということが当たり前になれるように情報を発信してまいります。
最近ではようやく「口呼吸」とか「鼻呼吸」という言葉が広く知れ渡るようになりました。
では皆さん、鼻呼吸をするにはどうしたら良いのでしょうか?
「口を閉じればいい」
こんな答えが返ってきそうですが
そう単純ではありません!
口を閉じている時に舌が口蓋(上顎)にくっついて咽頭への抜け道がなくなることが大前提になります。
ホースで水やりをする時にホースの横に穴が空いていたら水はそこから漏れてしまうでしょう?それと同じことです。口からの空気の行き来は完全にシャトアウトしなければなりません
それではなんとかして口を塞いでみてください!
いかがですか?
少し息苦しくないですか?
鼻からの呼吸は加湿され加温されて肺に届けられます。
そのぶん少しだけ抵抗が生まれてしまうのです
でも加湿、加温されるから肺にとっては優しいのです
その呼吸抵抗に対抗するにはゆっくりの呼吸が平気にならなくてはならないのです
口呼吸は浅くて速めの呼吸になっています
だからゆっくりの呼吸が苦しくならないようにトレーニングをしなければ絶対にできるようにはならないのです。
ただし、アデノイド肥大などでどうしても口でしか呼吸できない場合もありますので気になる場合は専門医の診断を受けるようにしてください。